競売物件を初めて考える方の代表的な質問4

【7】マンションの滞納管理費は、落札者が負担する、って本当ですか。

本当です。

マンション所有者の法律(建物の区分所有等に関する法律)に、定められています。

その為、競売物件の価額を査定する時、

その時点での滞納管理費は、価額から控除しています。

管理費等は、自分の財産の価値を維持する費用です。

滞納管理費を払いたくないような意見をききますが、その考えは如何なものでしょう。

【8】入札期間内に入札者がいない場合はどうなりますか?

同じ売却基準価額、買受可能価額で買い手を早い者順で募ります。

買いたい人は、執行官室に、買受の申出をします。

これを「特別売却」と呼んでいます。

但し、複数の買受希望者が重なった場合、どうなるでしょう。

申込書に、買受ける金額を記載する欄があります。

そこの記載金額の高い方が当選。

これは、事実上の再入札。

裁判所によっては、「抽選」という方法をとるところもあるようです。

その辺は、裁判所の執行官室で確認されて下さい。

特別売却の期間は、裁判所によって色々です。

その期間内に買い手がつきませんと、価格の見直し。

価格の見直しの結果は、一概にはいえません。

大雑把な印象では、3割前後は安くなっているようです。

再度、期間入札。

こうして、「期間入札→特別売却」を3回繰り返し、

それでも、買い手がつかない場合、

裁判所は、競売を申し立てた銀行等の債権者に通知をします。

「3回売却を実施したが、買い手がつかなかったので手続きを停止します。」

【競売手続停止通知書】といいます。

債権者は、この通知を受け取ってから、3ケ月以内に、

「買い手がいますので、売却を実施してください。」

裁判所に申し立てれば、売却が実施されます。

この申出でをしない時、手続きは取り消されます。

この申出でをして、売却が実施されて、買い手がいなかった場合

手続きは取り消されます。