競売不動産の特徴:デメリット・・・⑦、物件引渡しがスムーズにいくとは限らない。

落札者が残代金を裁判所に納付します。

居住者が、

「それでは出て行きます。」

と言って、サッサと引っ越してくれる、

なんて事は滅多にありませんね。

居住者が所有者の場合、出ていく義務があります。

でも、経済的に困窮しています。

引っ越すお金が無い状態は結構多いんです。

普通は立退料を貰えるらしいよ、

なんて話を聞き込んで、

落札者の来るのを待っ ている所有者もいます。

業者が落札(代行を含む)した場合は、

大半は、それなりの引越料は提示して ます。

だらだらと話し合いをする訳にはいきません。

代行業者の場合は依頼者に早く引き渡さなければいけません。

中には、

俺は出て行かない、

強制執行でも何でもやれるものならやってみろ、

なんて剛?の者も偶にいます。

そういう場合は、仕方ありません、

望み通り強制執行で退去してもらいます。

強制執行の費用は、居住している所有者の負担です。

実際には買受人が立替 えなければいけません。

立替えたのだから、あとで所有者に請求して貰えるか、

といったら、まず回収 は困難です。

実質上は、買受人の負担です。

業者は、入札する時に、予め立退料を経費で計上しています。

◎居住者が賃借人の場合、その法的な立場は3つに分類されます。

①待った無しに退去しなければいけない。

②一定期間が経過したら退去しなければいけない。

③家賃さえ払っていればいつまでも住んでいられる(長期賃借人)。

実態は、二つに分類されます。

①普通に賃借している人。

②所有者に何らかの形で貸しのある賃借人か、 その転貸人。

この辺の見極めは、収益物件を検討している方にはポイントです。

裁判所の資料にも見解が記載されている場合が多いです。

その記載は絶対的な真実ではない、と注意書きがあります。

できれば、事前に弁護士や専門家に相談される事です。